喜怒哀楽からの落書き

私の「見たもの」「聞いたこと」「感じたこと」を率直に書いてみよう

趙子龍という人物

蜀の五虎将の一人、趙子龍は個人的には一番お気に入りの武将である。かなり演義に影響はされているとは思いますが人物像にあこがれすらあります。

 

長坂の戦いにおいて圧倒的な敵軍の中から単騎で阿斗を助け出し、無事に劉備に送り届ける豪勇さ。その時の全身返り血を浴びていたのを見た劉備は阿斗を投げ捨てて「子供の為に、大事な将を失うところであった」と言わしめたという。

 

劉備関羽の弔いの為に呉を攻めようとした時も、孔明と共に反対したという。蜀としては呉と同盟して魏を攻めなければならない。大事を忘れてはならないと反対したのだろう。趙雲関羽とは仲間としてかなりの時間を過ごしてきたのだから劉備の気持ちは察するところはあっただろうけど、そこは冷静に時勢を判断したのだろうと思う。

 

年下ながら軍師の孔明に忠実であったこと。そして与えられた役割を確実に遂行していきます。ゆえに誠実で信頼できる武将であったであろうことは間違いないだろう。

 

現代に生きる私にもこのような才能があればより良い人生になったであろうにと思い、恥じ入るばかりである・・・